遺言の効果や相続の選択

遺言の効果や相続の選択

遺産相続は選択の連続

今現在必死で働いていたとしても、命を落としてしまえばその資産の行方がどうなるか知るすべはありません。
せっかく稼いだお金なんだから、最後まで自分で面倒を見たい。
こうした想いを叶える一助となるのが遺言です。
今回は、遺言の効力と相続をする側に残された選択肢について詳しく見ていきましょう。

遺言優先主義

相続において遺言が重要な意味を持つということをなんとなく知っている方も多いと思います。
テレビドラマなどで大富豪が亡くなると、決まって遺言が話題になりますよね。
それもそのはずで、遺言は法定相続よりも優先されるという遺言優先主義というのが存在するのです。

 

遺言のメリットとして見逃せないのが、法定相続人以外にも財産を残すことが出来るという点です。
長年自分のために働いてくれた秘書やお手伝いさん、内縁の妻など、親族ではないけれどお世話になったことに対して感謝の意を表する手段として遺言による相続が可能なのです。
また、特定の法定相続人に対して多くの遺産を残したいというときにも遺言は効力を発揮します。
さらには、動産や不動産が入り混じった財産の場合、妻には住居を、子供達は現金を分け合うようにといった内容の遺言を残すことで具体的な財産の割り付けを可能にするのです。

 

 

 

相続の方法

相続する際注意していただきたいのが、プラスの財産だけでなく債務も相続することになるという点です。
父親が100万円の土地を残していたけれど、実は500万円の借金をしていたという場合、差し引きするとマイナス400万円の負債を相続することになります。
こうした場合には、相続の方法を選択することで相続人の経済的負担を軽くすることが出来るのです。
負債も財産もすべて受け入れるというのが、単純承認という相続方法です。

 

プラスの財産の範囲において負債も一緒に相続し、それ以上は放棄するという相続方法を限定承認といいます。
負債があまりにも多いときは、相続放棄として遺産の全てを放棄することも可能です。
限定承認や相続放棄は相続の開始があることを知った3カ月以内に、相続人が家庭裁判所に申し立てる必要があります。

相続といえば弁護士

上記のような相続の問題について相談するのであれば、弁護士ほどの適任はいないといえます。
遺言の作成や被相続人死亡後の手続き、相続の方法に関するアドバイスなど弁護士は相続問題に関わる知識に精通しているのです。
相続問題で頭を抱えているという人は、ぜひ弁護士までご相談ください。